ヴァンパイア・ジャンクション [ VAMPIRE JUNCTION ]

ヴァンパイア・ジャンクション:書影|VIGILIA PRIMA

二千年を渉る吸血鬼にして十代のカリスマ歌手、ティミー・ヴァレンタイン。精神分析医・カーラの助けを借り自らの内なる闇と孤独に対峙する彼の元に、その正体を知る人間たちが集まり始め…。

無理のききすぎた展開に辟易し、読みかけては挫折すること数知れず。購入後15年以上経ってようやく読了。吸血鬼ロックスターの設定はアン・ライス「ヴァンパイア・レスタト」を思い起こさせるが、発表はソムトウの方が先(邦訳はライスの方が早く出版されているが)。御都合主義な展開、過度の場面転換、幼稚な文章表現、魅力的な登場人物の欠如…と難点を挙げればきりがない。読み通すのがかなりしんどい、C級ホラー映画風吸血鬼小説。唯一良いのは装丁。致命的な校正ミスが1か所。個人的には全くお薦めしない。


📖作品情報

ヴァンパイア・ジャンクション [ VAMPIRE JUNCTION ]
著者:S・P・ソムトウ [ S.P.Somtou ]
訳者:金子浩
2001年9月28日初版発行
株式会社東京創元社 [ 創元推理文庫 ]
耽美度:⭐☆☆☆☆
血しぶき度:⭐☆☆☆☆
総合おすすめ度:⭐⭐☆☆☆

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