19世紀以降の吸血鬼譚を集めたアンソロジー。R・ブラッドベリやS・キング、A・ライスに果てはウディ・アレンまで登場する多彩な顔ぶれ。描かれている吸血鬼の性癖、時代背景、美醜もさまざまだ。…ただ、個人的好みからすると素敵な吸血鬼が一人も出てこない点が不満だが。
原書タイトルは "THE VAMPIRE OMNIBUS"。但し原書収録作の全訳ではないとのこと(本書あとがき参照、邦訳版未収録作品は13作)。未収録作品のうち「A True Story of a Vampire」については「書物の王国12 吸血鬼」(国書刊行会)、「BLOOD AND ROSES」(CREATION BOOKS)で読むことができる。
📖作品情報
ヴァンパイア・コレクション
収録作品:
- はじめに ピーター・ヘイニング
- プレリュード ― ドラキュラ城の崩壊
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Ⅰ 古典的吸血鬼譚
- 「骸骨伯爵 ―あるいは女吸血鬼―(THE SKELETON COUNT)」エリザベス・グレイ
- 「吸血鬼の物語(THE VAMPIRE'S STORY)」ジェームズ・マルコム・ライマー
- 「蒼白の貴婦人(THE PALE LADY)」アレクサンドル・デュマ&ポール・ボカージ
- 「白い肩の女(THE GRAVE OF ETHELIND FIONGUALA)」ジュリアン・ホーソーン
- 「ソーホールの土地のグレッティル(GRETTIR AT THORHALL-STEAD)」フランク・ノリス
- 「血の呪物(THE BLOOD FETISH)」モーリー・ロバーツ
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Ⅱ フィルムの中の吸血鬼たち
- 「島の花嫁(THE BRIDE OF THE ISLES)」"バイロン卿"(ジェイムズ・ロビンソン・プランシェ)
- 「夜の悪魔(SON OF DRACULA)」ピーター・トリメイン
- 「兇人ドラキュラ(DRACULA - PRINCE OF DARKNESS)」ジミー・サンスター
- 「ダーク・シャドウズ(DARK SHADOWS)」マリリン・ロス
- 「新・死霊伝説<ジェルサレムズ・ロットの怪>(RETURN TO SALEM'S LOT)」スティーヴン・キング
- 「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(INTERVIEW WITH THE VAMPIRE)」アン・ライス
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Ⅲ 現代に甦るヴァンパイア
- 「ヴラド伯父さん(UNCLE VLAD)」クライヴ・シンクレア
- 「ドラキュラ伯爵(COUNT DRACULA)」ウディ・アレン
- 「十月の西(WEST OF OCTOBER)」レイ・ブラッドベリ
- 「闇の間近で(SO NEAR THE DARKNESS)」シオドア・スタージョン
- 「デイ・ブラッド(DAY BLOOD)」ロジャー・ゼラズニイ
- 「死にたい(GETTING DEAD)」ウィリアム・F・ノーラン
- 「読者よ、わたしは彼を埋めた!(READER, I BURIED HIM!)」ベイジル・コッパー
- 「出血者(THE BLEEDER)」リチャード・レイモン/li>
- 「ドラキュラ ― 真実の物語(DRACULA : THE REAL STORY)」ジャック・シャーキー
- 解説 風間賢二
出版:1999年初版発行
出版社:株式会社角川書店
耽美度:⭐⭐☆☆☆
バラエティ度:⭐⭐⭐⭐⭐
総合おすすめ度:⭐⭐⭐☆☆

